バレエのレッスンプランの大切さ

先日、バレエのレッスンプランを学ぶワークショップに改めて参加しました。

これまで20年間それなりに考えて指導をしてきましたので、今さらながらの気持ちもありましたが、改めてその重要性について学びました。

 

 

今回の学びで一番感じたことは、学校の先生が学習指導要領に基づいて授業を進めていくように、

どの指導者も必ず授業計画が必要である「レッスンプランの大切さ」について改めて考えさせられました。

 

これまでのレッスンではある程度の年齢・レベルに合わせ毎回のレッスン内容を決めてレッスンしていましたが、

長期的な視野も含めた視点で、しっかりとレッスンプランを立てることで、様々なメリットがあることを痛感しました。

 

 

 

◆レッスンプランを立てることのメリット◆

 

 

 

①指導の穴が可視化される

②無理をしている部分、時間が足りない部分が事前に分かる

③作っているレッスンプランの前後に必要な部分が考えられる。

④怪我無く、一定のレベルで上達できる

⑤トレーニングの原則・原理を考えること、全てのダンサーの怪我を減らし、効率的に上達する方法が見える

 

などです。

 

海外のバレエ学校ではその学校のメソッドやシラバスがあり、段階を踏んでレッスンをしています。

そしてバレエ学校でのゴールはプロレベルに達することですのでかなりの難易度を要します。

 

日本でのバレエ教室はプロを目指す生徒、趣味の生徒、大人から始めたり、細く長く続けたいという生徒

と様々なのでクラスの中で温度差がある場合もあるでしょう。

 

 

そんな中でも、ゴールとレッスンプランを決め、指導者が導くことができたら、素晴らしい結果に繋がるのではないかと思います。

 

 

これからは、今以上に考え、レッスンプランを立てて、これをやればいいと自分なりのシラバスを画一させ、

そして、コミュニケーションや主に伝え方をもっと研究して、生徒たちにわかりやすく伝えていきたいと思います。

 

 

 

naomiバレエアートでは10月よりポワントデビューする生徒のレッスンプランがスタートします。

4月にスムーズにポワントへ移行する為の6ヶ月プランです。

 

 

IADMSガイドラインでは、小学6年生になる歳にポワントを履き始めることを推奨していて、

プロを目指さない子はポワントは辞めた方が良いとされているそうです。

 

厳しいですがそれほどポワントは難しく、危険ということですね。

ですが皆が皆、プロを目指すわけではないので、指導者は怪我をさせないように責任を持ってレッスンプランを立てるべきだと考えています。

 

 

 

現在、このワークショップの学びもたくさん取り入れて、レッスンプランを製作中ですが、

6ヶ月後、ポワントデビューする生徒たちの喜ぶ顔が楽しみです!!

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