これからのバレエ教室のあり方について

緊急事態宣言が出て1週間が過ぎた頃、naomiバレエアートではzoomによるオンラインレッスン試みています。

幼稚園も学校も他の習い事も自粛でお休みとなり子供達も保護者様も気分が落ち込みがちになりますね。
何とか楽しんで頂けたらとオンラインレッスンに踏み切り今後も続けていく予定です。

この事態はどこまで続くのか見当もつきません。ですがこの機会にお教室の指導法も変えていくべきではないかと考えさせられています。
今後、コロナが収束し皆様が再びお教室に来れる日が来たとしてもこの期間にセンシティブになった気持ちは心に残っているでしょう。
ご家族だけの生活で他の人に触れ合うことの無い日々が続いた後、すぐには元に戻れないかもしれません。

 

そうした中、バレエ教室で教師が生徒の身体に触れ指導するスタイルは今後の課題となる気がします。
タイミング良く、指導者オンライン勉強会があり大変貴重なお話を聞くことができました。

 

ロシアの先生や諸外国の先生もバレエの指導のスタイルは椅子に座ったままの指導者が少なくないと…ですが!
絶妙なタイミングと言葉で指導されるそうです。
そして明らかにその生徒は変化する!
これが真の指導者ではないでしょうか?

 

その生徒をしっかりと観察し、その問題点をわかりやすい言葉でその生徒の体へと伝えていくそんな指導者に生徒は納得してバレエの技術を習得する。
その様な指導ができたらと深く感銘を受けました。
全てを網羅し、納得できる言葉で表現し生徒に伝える。
この指導法で生徒へ触れずとも信頼関係も築いていけると確信しています。

 

誰もが大変なこの状況ですがこの状況でも出来る事をまた、新たな方向性を考える時期だと強く思いました。

 

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