先日、オンラインセミナーで、「DLS バレエダンサーに必要な柔軟性」について学びました。
その学びからブログを書いてみたいと思います。
バレエと言えば、柔軟性。
バレエに柔軟性は必須です。しかし、柔らかければいいというわけでもありません。
使えなければ意味がないからです。
プロのバレエダンサーもすべてが柔軟性に長けているわけではありません。
足が180℃開かなくても、素敵なバレリーナはたくさんいますし、足首が硬くても素晴らしいジャンプのできるダンサーもいます。
それを可能にしているのは何か?
それは、柔軟性を補う筋肉です。
大切なのは、バレエで使える柔軟性+筋力を育てていくことです。
ここからは、
「バレエで使える柔軟性と筋力」のためのお家でのストレッチやトレーニングのポイント
をお伝えしますね。
<ジュニアAクラス(小学1~3年生)の皆さん・保護者様へ>
①毎日ストレッチを頑張ることを褒め、ストレッチを習慣化していく
②身体のかたい子は無理しない、柔らかい子はやりすぎない
柔らかいお子様は、怪我のリスクも高いです。柔らかいことを褒めすぎると、どんどんやりすぎてしまう傾向があります。なぜなら、その子にとっては、柔軟することが楽なので、・・・
逆に身体の硬いお子様は、痛みがあればやめましょう!やめるというのは、ストレッチ自体をやめるのではなく、痛み手前に戻して無理のない状態でストレッチをします。身体が硬い子は、決して無理をしないこと!!
<ジュニアBクラス(小学4~6年生)の皆さん・保護者様へ>
①ストレッチのルーティンの見直しと筋トレのメニューも入れる
②自分でできるようにゴール設定も決めて取り組む
お教室では、生徒一人一人の皆さんに、ストレッチルーティンの見直し、筋トレのメニュー、ゴールの設定をお伝えしていきます。
是非お家でもサポートいただければと思います。
また、新浦安バレエ教室 naomiバレエアートでは、ジュニアクラス以上のレッスンの中で、「身体の声を聞く」という練習をしています。
自分の身体はストレッチをしたときに、どう感じるかを考える練習です。
身体の感じ方は人それぞれです。
どう感じたかを意識して、わかるようになると、自分がどうしたら上手くできるかがわかるようになります。
例えば、プリエをここまで深くしたらルルベのバランスがとれた!
の「ここまで」は、自分の身体の感覚のどこまでかを知ることで、できるようになるのです。
身体の声を聞く=身体で感じるということなのです。
もしも、お母さまが、お子さんがお家でストレッチをしている姿をみかけたら、
「もっとやったら??」(笑)ではなくて・・・
「頑張っているね!どんな風に感じるの?」とお声かけくださればいいなと思います。