なかなか、新型コロナウィルスの猛威が収まりませんね・・・・。
新浦安バレエ教室 naomiバレエアートでは、レッスン前に生徒さんには、検温、消毒のご協力をいただき、用具の消毒や換気に気を付けてレッスンを再開し、2ヶ月が経とうとしています。
まだまだ元通りにはほど遠いのですが、生徒たちの様子を見ていますと元気に過ごせている姿にホッとしています。
私自身、このコロナの自粛期間中にできた時間で、バレエ指導者講座やコーチングなど、様々な学びをしました。
そんな中で、自分なりにある効果的なバレエ指導法を見出すことができています。
今日は、それをお伝えしたいと思います。
バレエは基礎が大事!!コツコツと基礎を積み上げることが、一流への道。言わずと知れたバレエ界の常識です。
バレエに限らず、勉強でもなんでも基礎なくしては何もできない。
だから基礎をきちんとやることを教えたいと思っている指導者や保護者の方も多いんじゃないでしょうか?
しかし、子供にとって、地道なことをコツコツやり続けるというのは、難しいものです。
まして、基礎が大事であることを、しっかりと理解することは難しいのではないでしょうか?
そこでレッスンに取り入れてみたことが、体感させること‼
naomiバレエアートのジュニアB さんのレッスンは、基本的に常に基礎レッスンです。
しかし、ある日は、テクニックを必要とする難しいアンシェヌマンを試してみました。
もちろんできません。。。できなくてあたりまえです・・・
🌸Kちゃん、足が弱いのが良く分かりました。もっとバーレッスンで100%使えるようにしたいです。
🌸Aちゃん、背中や、引き上げがもっと必要と感じました。早く動けるように基礎を大事にしたいです。
🌸mちゃん、いつも言われていることが、難しくなるともっとできなくなるので、ゆっくりのとき(基礎の時)に気を付けたいです。
🌸Rちゃん、先生に言われて気づくのは遅いので、動く前に考えたいのともっと基礎を大切にしようと思いました。
このように感じることはそれぞれに違いますが、基礎レッスンが大事なことはあらためて分かってくれたようです。
プロのダンサー誰しもがプリエからレッスンが始まる。バレエに近道はない。
この繰り返しを苦にならず未来の自分を創ると感じられたなら基礎レッスンこそがモチベーションに繋がりますね。
ある日は、アンディオール(足を外に開く)を体感してもらいました。
子供達には中々、アンディオール(足を外側に開く)を身体が覚えるまで理解するが難しく、どうしたら体感出来るか考え、マスキングテープを巻き巻きして足の動かす方向を体感してもらいました。
生徒さん曰く、線の方向に回すのが分かってきた!とのこと。
実際に体験・体感してみることで、より深く理解できる✨より体得しやすくなる!
今後もただ、技術を教えるというだけではなく、様々な工夫を凝らし、体験や体感を通して、生徒たちに、バレエマインドやバレエスキルを伝えていきたいと思います。